東芝4k/3D液晶電視「REGZA 55X3」
東芝は、55型/3,840×2,160ドットの4K/2Kパネルを採用し、HD解像度の裸眼3D視聴にも対応した液晶テレビ「REGZA 55X3」の発売日を12月10日に決定した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は90万円前後。10月の製品発表時には12月中旬発売としていた。 当初未定としていた消費電力なども確定。消費電力は410W(待機時0.12W)で、年間消費電力量は385kWh/年。重量は30kg。フルHDの4倍の画素数となる829万画素の55型「4倍画素QFHDパネル」を採用。直下型のLEDバックライトを採用し、エリア制御により高コントラスト化を図っている。エリア分割数は240。
2D映像を4K表示できる点が特徴で、映像処理エンジンとして「レグザエンジンCEVO」を2基搭載した「レグザエンジン CEVO Duo」を搭載。REGZAと同様の各種高画質処理により、4Kの入力信号表示するほか、フルHD映像の高画質4Kアップコンバート処理も組み込んでいる。
2D表示だけでなく、裸眼3D「グラスレス3D」も実現し、リモコンのボタンを押すだけで、2D/3D切り替えが可能。3D表示時の解像度は1,280×720ドット。パネル上に特殊な細かなレンズを装備した「レンチキュラーシート」を被せたインテグラルイメージング方式を採用している。
地上デジタルチューナを3系統、BS/110度CSデジタルチューナを2系統装備し、別売USB HDDへの録画にも対応。また、DRモードのほか、MPEG-4 AVC/H.264の長時間録画モードも備えている。
4Kの2Dと、HDの3Dをリモコンで切り替え
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55X3
フルHDの4倍の画素数となる829万画素の55型「4倍画素QFHDパネル」を採用。コントラストは5,000:1。直下型のLEDバックライトを採用し、エリア制御により高コントラスト化を図っている。エリア分割数は240。
映像処理エンジンとして「レグザエンジンCEVO」を2基搭載した「レグザエンジン CEVO Duo」で、REGZAと同様の各種高画質処理により、4Kの入力信号を精細に表示できるほか、フルHD映像の高画質4Kアップコンバート処理も組み込んでいる。
なお、4K信号のネイティブ表示のためには、、4本のHDMI信号を同期を取りながら、同時に入力する必要があるため、一般家庭で4K映像をそのまま見るのは難しい。これはHDMIで4Kを伝送できるのが、30pまでとなっているための制限とのことだ。
別売の4倍画素QFHD映像アダプタ「THD-MBA1」も2012年3月下旬発売予定でこれを利用することで、パソコンなどから業務用の4K出力機器を介し、4Kの映像をそのまま入力可能となる予定。そのため家庭での主な利用シーンとしてはフルHDのBDや放送番組などを4Kにアップコンバートして視聴する形となる。
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55X3をブースで大々的に展開直下型LEDだが薄型のボディQFHDパネルを採用
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QFHD超解像技術の概要
画素ごとに色情報を解析し、高彩度画像のテクスチャー復元性能を向上する「カラーテクスチャー復元 超解像技術」を新搭載。再構成型や自己合同性型などの超解像技術などと組み合わせて、精密さを保ちながら4Kへのアップコンバートを行なう。
写真の高画質表示ができる点も特徴。4Kの829万画素を活かし、SDメモリーカードに記録した写真をDot by Dotで再生できるほか、スケーリング時には再構成型やカラーテクスチャー復元超解像などを適用し、高画質に再生する。現在写真以外の4K超のコンテンツはほとんどないが、NTTぷららと共同で、4K映像配信について技術検討を開始しているという。
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QFHD超解像技術ひかりTVと4K/2K映像配信技術について共同で検討を開始4Kの圧倒的な情報量をそのまま再現
2D表示だけでなく、裸眼3D「グラスレス3D」も実現し、リモコンのボタンを押すだけで、2D/3D切り替えが可能。3D表示時の解像度は1,280×720ドット。
3Dメガネが不要な点が特徴で、パネル上に特殊な細かなレンズを装備した「レンチキュラーシート」を被せたインテグラルイメージング方式を採用。9視差の映像を生成し、左右の目に異なるアングルの映像を見せることで、脳の中で立体感と奥行感を知覚させ、3D視聴を可能にする。2D表示時にはレンチキュラーシートを無効化し、2D表示を実現する。
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リモコンのボタンを押すだけで、2Dと3Dを切り替え液晶パネル前のレンチキュラーシートがONになると3D表示を行なうON/OFF切り替えで2D/3Dを選べる
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グラスレス3D再生
表示レンチキュラーシート解像度
3D有効1,280×720ドット
2D無効3,840×2,160ドット
さらに、パネル下部に備えた「顔検出カメラ」により、テレビ前の人の顔を検出し、その検出結果をもとに3D映像視聴可能な領域を調整する「フェイストラッキング機能」も搭載している。常に視聴者の顔をセンサーで検出しているが、誤検出を防ぐため、実際の視聴領域調整は、リモコンのボタンを押したときの状態を維持するよう設定している。
2D-3D変換機能も搭載。被写体の動きや、画面の構図、顔検出による3つの奥行推定により、リアルタイムで高画質に2D-3D変換が行なえるという。
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フェイストラッキング機能を搭載センサーを内蔵
■ 長時間録画やDTCP配信「レグザリンク・シェア」も
地上デジタルチューナを3系統、BS/110度CSデジタルチューナを2系統装備し、別売USB HDDへの録画にも対応。また、DRモードのほか、MPEG-4 AVC/H.264の長時間録画モードも備えており、AFモード(約12Mbps)、ANモード(約8Mbps)、ASモード(約6Mbps)の3種類を用意する。2番組の同時録画にも対応する。
人気の番組などを紹介する「おすすめサービス」も搭載。USB HDDに録画した番組をLAN経由でREGZAブルーレイなどにダビングする「レグザリンク・ダビング」やスカパー! HD録画にも対応する。
DTCP-IPサーバーとしても動作。USB HDDに録画した番組を家庭内のネットワークの別DTCP対応テレビやタブレット、スマートフォンなどから再生できる「レグザリンク・シェア」に対応する。DTCP/DLNAのクライアント機能も備えており、レコーダ内の番組をREGZAから再生することも可能。DLNAのDMR(レンダラー)にも対応する。
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リモコン
対応タブレットはREGZA Tablet AT700/AT3S0でアプリケーションの「RZプレーヤー」が必要。スマートフォンはREGZA Phone IS11Tで、「DiXiM Player」を利用する。RZプレーヤーは東芝専用に提供する。なお、同社のサポート外となるが、他社のDTCP-IP対応クライアントからでも基本的な再生などは行なえる見込み。
10W×2ch+10Wのスピーカーを搭載。2×10cmのフルレンジユニット×4と、8cmの丸型ウーファから構成され、画面4隅のスピーカーから音像をセンターにフォーカスさせることで、自然な再生音を実現。振動板は竹繊維と特殊な樹脂を採用している。音響パワーイコライジングの「CONEQ」も搭載する。
SDカードも装備し、AVCHDやMP4の動画ファイル、MP3音楽、MPO形式の3D写真、JPEG写真などを再生できる。
入力端子はHDMI×4と、D5×1、コンポジット×2、アナログ音声×2、HDMIアナログ音声×1。光デジタル音声出力やヘッドフォン出力、アナログ音声出力も装備する。USB×2やSDカードスロットも備えている。
なおREGZAサーバー「DBR-M190/M180」との併用時に、重複する超解像機能などを最適に制御し、ベストな状態で表示を行なえる。両機をHDMI接続した場合に、DBR-M190/M180では、複数フレーム超解像と色超解像を適用、REGZA側で再構成型超解像と非圧縮12bit相当の4:4:4処理を適用する。
□東芝
http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm
□製品情報
http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/index_j.htm □関連記事
【2011年10月3日】東芝、4K 2Dと裸眼HD 3D対応のREGZA「55X3」
-QFHDパネルをリモコンで2D/3D切替。実売90万円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20111003_481120.html
【2011年10月4日】【CEATEC 2011】東芝、4Kやタブレット連携訴求
-4K REGZA「55X3」体験コーナーが人気
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20111004_481613.html
(2011年 12月 7日)
[ AV Watch編集部 臼田勤哉 従来のテレビ解像度の限界はフルHD(1920×1080)でした。しかし、ついにその上限の4倍に達する次世代基準の4倍画素QFHDパネル(3840×2160)が登場。レグザエンジンCEVO Duoを駆使したQFHD超解像技術による高精細な描写力とともに、4倍画素QFHDパネルのポテンシャルを最大限に生かした圧倒的な映像美を創造します。
※QFHD:Quad Full High Definition(フルHD解像度の4倍)http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/img_x3_quality_qfhd_01_02.jpg
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http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/head_x3_quality_qfhd_02.gifフルHD(1920×1080)の画素数の4倍に相当する約829万(3840×2160)画素を実現した次世代液晶パネル。圧倒的な情報量を誇るパネルが、かつてない微細な映像世界を表現します。
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240分割の細かな制御で微細な描写を実現する「直下LEDエリアコントロール」
液晶ディスプレイの直下に240個のLEDバックライトを搭載。細部のきめ細かな制御が可能になり、深みのある暗部の再現とともに色を飛ばさずに鮮やかな光沢部の描写を実現しました。
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http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/head_x3_quality_qfhd_03.gif4倍画素QFHDパネルという、いまだかつてないハイスペックを最大限に生かすには、フルHD相当の映像の画素をさらに4倍まで増やす必要があります。〈レグザ〉は従来の超解像技術を進化させ、4倍画素QFHDに対応した映像描写力を獲得。フルHDの4倍にあたる約829万画素というスケールに合った映像を創り上げました。http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/img_x3_quality_qfhd_03_01.jpg
色の濃い映像の細部の質感を向上する「カラーテクスチャー復元 超解像技術」
http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/img_x3_quality_qfhd_03_02.jpg 画素ごとに色情報を解析し、超解像処理を最適に制御することで、高彩度画像のテクスチャー復元性能を向上しました。
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http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/head_x3_quality_qfhd_04.gifhttp://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/img_x3_quality_qfhd_04_01.jpg デジタル一眼レフカメラなどで撮影した画像を、約829万画素の4倍画素QFHDパネルで美しく再生可能。さらに再構成型・カラーテクスチャー復元 超解像技術などの高画質機能によって、より美しい写真再生を楽しむことができます
3Dグラスをかけずに3D映像を楽しめるグラスレス3D。東芝は技術の粋を結集し、ついにグラスレス3Dの大型化を実現しました。3Dならではの臨場感あふれる映像を、迫力の大画面で存分に視聴できます。http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/img_x3_quality_3d_02_01.jpg
http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/head_x3_quality_3d_03.gif パネルからの光を特殊なシートによって多方向に向けることで3D映像を生むグラスレス3D。この特殊なシートを無効化する機能を備えることで、世界で初めて*4倍画素QFHD(3840×2160)の2D映像とグラスレス3D映像(1280×720)を切り換えて表示できるようになりました。精細な映像美を見たい時はQFHDの2D映像、迫力の臨場感を味わいたい時はグラスレスの3D映像と、好みに応じて楽しむことができます。*2011年10月3日現在。民生用デジタルハイビジョン液晶テレビにおいて。http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/img_x3_quality_3d_03_01.jpg2Dとグラスレス3Dの切り換えを可能にした「新型パネル」 パネル表面から9方向へ光を向けて3D映像を生むレンチキュラーシート。55X3に搭載されたレンチキュラーシートは偏光切換シートによって4倍画素QFHDの2D映像(3840×2160)とグラスレス3D映像(1280×720)を切り換えることができます。http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x3/images/img_x3_quality_3d_03_02.jpg
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テレビ前面に搭載した「顔検出カメラ」により、テレビ前の人の顔を検出し、その検出結果をもとに3D映像視聴可能な領域を調整します。
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2D映像の信号にリアルタイムで映像処理を施し、2D映像を9視差の3D映像に変換します。被写体の動きから奥行きを検出する「モーション3D」、画面の構図から奥行きを検出する「ベースライン3D」、顔検出を利用して奥行きを復元する「フェイス3D」、3D映像ソフトの2視差映像からステレオマッチングにより奥行きを推定する「ステレオ3D」によって3D映像を最適化。さまざまなシーンで自然でなめらかな3D映像化を実現します。
3D的裸眼解析度只剩下1280*720,很令人好奇,而不是想像中的1920*1080,
90萬日幣的售價,5年後應該可以降到可以接受的範圍了,所以5年後大家也準備好接受4K
影片的衝擊了。
12/10 在日本的家電賣場應該就可以買到這台 4K/3D 電視, 要顯示 4K 節目 (3840x2160),
需要 4 個 HDMI 同時輸入, 應該就是 每一個 HDMI 負責 1920x1080.
不知道這台 4K 電視和可以順暢播放 4K 節目 的紅色火箭 RED ROCKET 應該要如何搭配?
因為紅色火箭只有兩個 DVI 輸出. 東芝4k/3D液晶電視「REGZA 55X3」定位為消費用機。
RED ROCKET 使用都在電影後期製作的範圍,定位不同。當然使用的介面也會有差異的。
west 發表於 2011-12-7 22:39 static/image/common/back.gif
東芝4k/3D液晶電視「REGZA 55X3」定位為消費用機。
RED ROCKET 使用都在電影後期製作的範圍,定位不同。當 ...
了解了, 那再請教 west 大大, 現今有無一般消費者使用的顯示卡是有 4 組 HDMI 來
支援此電視?
而且要能保證可順暢的播放 4K 節目 asa00322 發表於 2011-12-7 20:10 static/image/common/back.gif
3D的裸眼解析度只剩下1280*720,很令人好奇,而不是想像中的1920*1080,
90萬日幣的售價,5年後應該可以降 ...
asa阿貴大大, 這台4K 電視 90 萬日幣, 折合新台幣 35 萬, 小弟覺得還算價格合理.
10 年前 1024x768 的電漿電視也要超過 NT$40 萬,
所以現在若要組 4K 家庭電影院, 這台 4K 電視是可以考慮的 另一個問題是原生4K影片的來源實在是太少了。
最近我會放上幾段我這邊拍攝的4K影片來讓大家實際測試。
我現在的問題是即使有了4K電視,但以台灣的電視畫質播放出來的結果是不是會像FullHD電視播放VGA影片或是VCD影片的狀況, 實在是不敢恭維!! 這台 裸視 3D 效果, 與預期的效果差距不小, 實際看起來, 3D 焦距還是有ㄧ些問題,
使得 3D 看起來不是很舒適, 未來應該要解決 3D 焦距 的問題
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