日本のシネコンにおけるソニーデジタルシネマプロジェクタのシェアは約45%とトップになっている。ただし、「シネコンのデジタル化は終盤」とのことで、デジタルシネマ化が進んでいない中小の劇場やホール、公共施設などをターゲットとし、SRX-R515Pを開発。初期コストやランニングコストの低減も、そうした施設からの要望を受けて取り組んだ結果としている。また、ODS(Other Digital Stuff)と呼ばれる劇場における映画以外の音楽ライブやスポーツ中継の上映に対応するための外部入力へのニーズも高く、SRX-R515Pで強化したとする。国外でも新興国、特に中国を中心に世界展開を図る方針。