 |  |  |  | 半村良の傑作SF小説「戦国自衛隊」が世に問うた、“現代の自衛隊が戦国時代にタイムスリップしたらどうなる!?”という壮大なアイディアの2度目の映画化。しかし、新原作者(?)の福井晴敏が、オリジナル・アイディアにさらにSF的な味付け(いつの間にか日本にタイムトラベル技術があったなど)を増すなど、総製作費15億円という大作にふさわしいスケールを導入。タイムトラベル物にありがちな矛盾がないかなど気にならなくもないが、本物の自衛隊の撮影協力など、邦画の常識を越えるスケールをめざした試みは、まずは注目を集めた。 |  |  |  | 陸上自衛隊の東富士駐屯地で人工磁場シールドの実験中、装置の暴走事故が発生し、実験に参加した的場1佐らの中隊が消失してしまう。中隊はどうやら460年前の戦国時代にタイムスリップしたらしく、的場の元部下で今は民間人の鹿島らが事態収拾のための捜索部隊に選ばれ、460年前の1549年に送り込まれる。鹿島らは、自衛隊の軍事力を駆使して1549年の日本を支配しようとしている的場ら中隊と対面し……。 |
|  |  |  | 監督 | 手塚昌明
| 製作 | 黒井和男
| 脚本 | 竹内清人
松浦靖
| 撮影 | 藤石修
| 音楽 | shezoo
| 出演 | 鹿島勇祐:江口洋介
神崎怜2尉:鈴木京香
的場毅:鹿賀丈史
濃姫:綾瀬はるか
飯沼七兵衛:北村一輝
:生瀬勝久
:嶋大輔
:的場浩司
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